
奈良時代より眼病平癒に定評のある「白龍大神の瀧」なんですが、昭和初期に、ご近所さんの「シゲノさん」とその大叔母「ヤエさん」達と縁が深まります。
シゲノさんにとっては「巫女さんデビュー」を考えていた難しい時期だったようです。実際のデビューは「困難を乗り越えた末の流れのままに」というような運命的な感じ。
玉姫大神と中井シゲノ

シゲノさんは滝に打たれまくります。滝寺のお滝で滝行に勤しむ日々。
ある日、心眼が開くように。
「物理」が原因で盲目だったシゲノさんですが、本当にうっすらと眼が見えるようになっていたっぽいです。

心眼も開いた結果、白高大神と呼ばれる眷属さんと白龍大神と・・様々な「エネルギー」とご縁を持つことになり、普通に観えるようになったそうです。
「株式」関連も観えていたため、相場師から異様に人気があったり。色街の芸者さん達からも支持されていたり。軍人のご家族に「生きているか死んでいるか」を聞かれたり。
「神と人のはざまに生きる」の内容のうろ覚えです。間違いがあればすみません・・・。
白高大神の龍神信仰

白高大神は霊験あらたかな神社です。奈良時代からこのあたりは滝寺と呼ばれていました。古より龍神信仰の篤い地域だったようで、白高大神の池には龍神が住むという言い伝えがあるそうです。

この滝は奈良時代から眼病平癒の滝として定評があったそうです。お滝の霊水により眼が治ったとの言い伝え。近くで生まれ育った中井シゲノさんが修行してた滝としても有名だったりしますね。
奈良時代からの龍神信仰ですが、シゲノさんに白高法師という狐の神が宿るようになってからは白高大神という名前に。
白高大神は昭和に全盛期を迎えた後に衰退し、管理者不在のまま不遇のときを過ごしていましたが、2022年になって生まれ変わりつつあります。
オダイの名が世界を駆ける
関西地方では、修行により心眼が開き観えるようになった巫女さんの事を「オダイ」と呼んだそうです。1980年前後には伏見稲荷大社で夜間に滝行に勤しむ行者さんや巫女さんが実際にいたそうです。
オダイについてですが、夜間に霊的に厳しい場所で修行するって沖縄のユタやノロとジャンル的に似てる気もします。
中井シゲノさんはオダイのひとりで、天才すぎて「中井シゲノ以上のオダイはいない」と言われていたそうです。
「オダイの名が世界を駆ける」とは神と人のはざまに生きるという本の序文の最初にある文章です。
ちょっとハートに響いたので。書きたくなりました。
美しく生まれ変わりつつある「瀧寺」っていうか・・白高大神

「勢いが戻りつつある瀧寺」
白高大神という名前よりも「瀧寺」という名前の方がしっくりくる感じがします。
要するに・・・
- 水のエネルギー
- 龍神信仰
- 滝寺伝説
白高大神を知るには「神と人のはざまに生きる」

中井シゲノさんと白高大神について知りたいのなら、神と人のはざまに生きるという書籍を読み込む必要があります。
「神と人のはざまに生きる」の前書きと後書きが秀逸です。以下に書いてみました。